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妊娠中の海外旅行は危険?【救急車に乗って100万円かかった話】

妊娠中、海外で救急車に乗って100万円かかったお話

妊娠中でも旅行に行きたい!

妊娠中でも海外旅行をしたい!

そう思うプレママさんはたくさんいると思います。

そういう意見に対して否定的な意見はたくさんありますし、私個人的にも何かあった時にそれのせいにしてしまう行動はしない方がいいと思っているので、強くオススメはしません。

次女が心臓に少し個性を持って生まれてきました。その事で、妊娠初期にたくさん動き回って出血してしまったのが良くなかったのかもしれないと今でも心にひっかかっています。あの時の自分の行動のせいで今この子がこんな状態に…と後悔するような行動は自分自身のためにもしない方が良いというのが私の意見です。

しかし夫婦2人だけで海外に行く機会はしばらく訪れませんし、前々から予約していた大事な旅行とかなら万全の対策をして行くのはアリなのかな、と。

ただ、ひとつだけ。

もし何かあったときのこと、本当に考えられていますか?

もし海外で出産してしまったら?

もし事故にあったら?

そして、

もしつわりで脱水症状に陥ってスーパーで倒れて救急車で病院まで運ばれたら…???

いくらかかるか知っていますか?

今回は、私の実体験したアメリカ本土で救急車のお世話になった体験談をシェアさせて頂きます。

\アナタに読んで欲しい/
  • 海外旅行に行きたい妊婦さん
  • 海外旅行に行きたい妊婦さんの旦那さん
目次

私の体験談

当時私は夫の転勤の都合でアメリカ中西部で暮らしていました。そんな海外暮らしの中、長女たらちゃんを授かりました。

どうやら私はつわりがとてもひどいタイプだったらしく、妊娠5週からピークの9週までで体重が7キロ減りました。典型的な吐き悪阻で、食べれない・食べても吐く・水を飲んで吐く。これの繰り返しでした。

しかし、アメリカのママたちは体質的につわりが重症化する人が少ないそうで、病院でどんなにつわりの辛さを訴えても

水分だけ摂れば大丈夫!お腹が空いているから辛いのよ、食べて食べて!

という事しか言ってもらえず。

水分も摂れないし何回も吐くし街中の太った人の肉感だけで吐き気を催すほどなのに…。

ある日の検診帰り、(旦那と一緒に)ふらふらのままお水が欲しくてスーパーに立ち寄りました。

そこで、急に全身に力が入らなくなり倒れ込んでしまいました。するとたちまち周りの人が集まってきて神に祈られたりアーユーオウケィ?連発されたり救急車を呼ばれたりしてしまい…

私は大丈夫!とにかく横になっていれば大丈夫だから!

そう言っても時すでに遅く、私のもとに駆けつける救急隊員。そして本当に聞かれました。

『保険持っている?』

意識が朦朧としながらも、『わー!本当にこれ言うんだ!わー!』なんて思いました。YESと言うとすぐに担架で救急車まで運びこまれます。

少し離れた所で買い物をしてくれていた旦那、ビックリしたと思います。救急隊の人と話して、自分の車で救急車を追いかけて病院まで付き添ってくれました。

救急車なんて日本でも乗った事ないのに、私はどうなってしまうんだろう?と車内で色々な処置をされながら恐怖していました。

救急の入り口から運び込まれ、5〜6人の医療スタッフの方が常時部屋に居てひっきりなしに出たり入ったり。そしてめちゃめちゃデカい点滴を刺され、とりあえず病室に移動。

ゆっくり点滴をしながら寝て起きたら全然気持ち悪さがなくなっていて、お医者さんに帰っていいですよと言われ、夫の車で帰宅。

病院には5時間くらいいたのかな。

結果、この点滴以来つわりがびっくりするほど軽くなったのです。

水分をずっと摂れていなかったので、強制的に水分を体内に入れられて元気になったんですかね。

ただ、2人目のつわりの時も日本で点滴をしましたが何も変化がなかったです。アメリカの点滴どれだけ強力なんだろうw

そんな大変な1日でしたが、もっと大変なのは請求書が来てからでした。

支払いの請求書が届く

アメリカの病院での支払いは、診療を受けたその時にお金を支払うのではなく、忘れた頃に請求書が家まで届くのでチェックで支払いそれを送付するという手順です。

なので、この救急車の請求書も忘れたころに届いたのですが、びっくりしました。

病院には5時間ほど滞在、救急車の移動距離は車で5分ほどという内訳で、請求額100万円ほどでした…!

※昔のことなので、リアルな請求書の写真がなくて申し訳ないです。

しかし、100万円全てを払ったわけではありません

そこは会社の保険というとてもありがたい制度がありまして。

3割負担ということで30万円ほどのお支払いでした。

保険を使っても30万円。

これ、旅行中とかで保険未加入だったら?

私は点滴だけでしたが、もし手術になったら?

何か特別な治療が必要になって入院したら?

どれだけのお金を支払わなければいけないのでしょうか…。

旅行に行きたい気持ちはとても分かりますが、妊娠中は何が起きてもおかしくない身体の状態です。行くとしたら金銭的にも体力的にも、それなりの覚悟を持って行った方がいいです。

まとめ

脅してしまいましたが、妊娠中の旅行は通常時の旅行の何倍も気をつけて行かなければいけません。

30万円って100万円に比べたら少ない額ですが、とても大きな出費ですからね(泣)

妊婦さんは本当に無理をしないように!

以上。アメリカ中西部の町で妊娠中スーパーで倒れ、救急車に5分乗って救急で点滴をして100万円かかった私の体験談でした。(白目)

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この記事を書いた人

6歳と4歳の姉妹を育児中のサトです。朝起きたらとりあえず洗濯をしたいタイプで、餃子を焼くのはかなり上手いです。(自分で言う)大学在学中に夫と結婚し、アメリカ中西部で新婚生活→帰国→またアメリカへ。日本語教師の資格も持っていますが誤字脱字の多いぽんこつママブロガーです。よろしくね!

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