
1人目は無事に出産できたけど、2人目もそうなるとは言い切れないよね?
出産…怖いよう…
と、2人目臨月は楽しみな気持ちもありつつ、すっごく憂鬱な気分でした。
1人産んでいるとは言え、やはりお産は怖いですよね。
1人目よりも早かったという意見もあれば、1人目よりも辛くて死ぬかと思ったなんて声も聞いたことがあります。
色々不安で2人目出産レポートをたくさん読まれている方のため、私の体験談もこっそり書かせていただきます。
また、2人目妊婦は上の子の事も考えなきゃいけないですから、そこも大変ですよね。
そこらへんの事も交えながら、記事を書いていきたいと思います!
ちなみに、1人目はこんなかんじの出産でした。

その日は土曜日
38週4日。
1人目のたらちゃんも38週に産まれていたし、
つい先日に破水騒動があったので
(破水かと思って病院に連絡して一度入院するもただの尿漏れだったという悲しいお話)
そろそろ生まれる気がするなぁと思っていました。
しかしここは2人目妊婦の謎の余裕があって、普通にお出かけに行きました。
いつも通りの休日です。
まさかこの日に生まれるなんて思ってもいませんでした。
38週の検診の日でした
お出かけから帰ってきて、眠かったので少し仮眠をとります。
妊婦が眠くなるって当たり前の事なのですが、私個人の話で言うととても珍しいことだったんです。
私はどんなに眠くてもお昼寝をするのが苦手なタイプで、よほど体調不良じゃないと寝れないのですがこの日はもう爆睡。
今思うと、身体をしっかり休めておいた方がいいという本能が働いたのでしょうか?

人体の不思議!!!
そして、夕方に検診に行きました。
混むのが嫌で、いつも土曜の夕方に検診を入れていました。
この日もいつも通り。
前駆陣痛的なものに悩まされていて、毎晩痛いんですよねぇなんて先生にお話したら、
なんと、内診にて子宮口が5センチ開いている事が判明。
でも、全く陣痛とかそういうものは来ていません。

1人目の時の子宮口5センチって1番辛い時じゃなかったっけ…?
子宮口がそんなにあいているならもしやこのまま入院…?と思いきや、普通に帰されましたw
でも、何かおかしいと思ったらすぐに病院に連絡して!前回の破水はただの勘違いだったけど、それは一回忘れてね。
と念を押してもらいました。
そして検診が終わって近くのコンビニでスイーツを買っている時に、早速なんとなく違和感を感じました。
何かおしりが押されてる気がする…?
でも、さすがにさっきの今でまた病院に行くのもなぁと思い、とりあえず帰宅。
帰宅後、ごはんを食べていると
17時頃ごはんを食べていると、やっぱり何か違和感。
お尻が痛いんです。
お尻が、ずっと押されている痛み。
1人目の陣痛の時とは痛み方が全く違ったものの、なんとなくこれは陣痛だと確信。
あれ?というか、これ1人目の時の『いきみたい』やつじゃないか…?
先の診察にて子宮口5センチ開いているなんて言われている手前、本当にもう全開で家で生まれるのでは?!と思いました。
来る痛みは相当痛かったです。
もう痛い時は立ってられなくて叫びたくなるほど。
でも間隔は15分。
ここも2人目妊婦の余裕。
痛みが来ていない時にテキパキ動ける。
とりあえず病院と母に連絡。
私の母は、徒歩圏内に住んでいます。
そしてこの時はフルタイムの仕事を私の出産に合わせて休んでくれていて、いつでも出動要請可能でした。

実母〜ありがたい〜
旦那が電話をかけると、すぐに向かうと言ってくれます。
私は産院へ電話。
私の言い方が悪かったのか、
『あの〜まだ15分間隔で、お腹とかではなくお尻が痛いんですけど…』
なんて話したら
『お腹じゃないなら陣痛じゃないかもですね。もう少し様子をみてください』
なんて言われてしまいました。
しかし旦那が『この痛がり方は産まれます!子宮口も5センチ開いていると先程診察を受けたばかりです!』と強めに言って病院側からOKが出ました。
産院への電話は妊婦さんがするのが原則です。今回のように旦那が間に入ってしまうのはきっと良くない事なので気を付けましょう。
実母が本当にすぐ来てくれて、たらちゃんを預けます。
実母は仕事をずっとしていて、近くに住んでいながらもあまりたらちゃんと触れ合う時間が少なかったので預けて大丈夫かなぁと心配していました。
ただ、前々から
『ママ、いくらちゃんがお腹から出たいって言ったらしばらく病院で寝んねしなきゃいけないんだ。その時は、ばぁばと待ってってくれるかな?』
と随分前から言い聞かせていたおかげか、
その時の私のただならぬ気配を感じ取ったのか、
大人しくばぁばに付いていきました。
ばぁばもたらちゃんも、ありがとう。
急いで準備して、(陣痛こないタイミングでシャワーだけささっと浴びました)旦那の運転で病院へ!
途中、前回の反省を踏まえてコンビニでお菓子とかを買いたかったので寄ってもらいました。
コンビニでお菓子を選んでいる最中も陣痛が来ますが、大きく息を吸ったり吐いたりして自分で対処。
その時もう18時くらいだったので、こんなかんじなら夜中に生まれるかな?と思いました。
病院に到着
もう外来の時間が終わっていたので、夜間通用口から入ります。
エレベーターで2階まで来てくださいと言われるも、少しでも動いて早く産むんだという謎のガッツで階段から。
陣痛室に行くと助産師さんが3人待ち構えていてくれて、私の姿を見るなり
『あと1〜2時間くらいで生まれるね』
と言われました。
なんでも、私の歩き方を見て『これはすぐ生まれる人の歩き方だわ』と感じたらしい。
どんだけベテラン助産師さん!心強すぎる!!!
(実際病院に着いて2時間もしないで産みました)
陣痛室では他にも2〜3人妊婦さんが戦っていました。
『痛い』『無理』『ああああああ!』という叫びが響き渡っている最中でした。
今回は、カンチョーはなし。
旦那もこっちが腹立つくらいにリラックスしていて2人でお茶やお菓子を食べてました。
でも、陣痛が来ると『きた!おさえて!』『はい!』という連携プレーで上手にいきみ逃し。
間隔は5分くらいだったのかな?
途中ベテラン助産師さんが来てアロマとか持ってきてくれてリラックス。
陣痛、痛いは痛いのだけれど『ここに来たということはもうすぐ生まれるんだ』というゴールが見えていて全然我慢できました。
というか、1人目の時はここからが長くて辛かったので、まだまだだなぁという感覚でした。
しかし、助産師さんがきて内診をしてくれて一言。
『前回の出産の痛みのピークが10だとして、今どれくらい?』
『えっと…4くらいかなぁ。』
そう言うと、
『あのね、もう子宮口全開なんだわ。産んじゃう?』
と聞いてきます。
ビックリですよね。
『え?もういきんでいいんですか?分娩台行けるの?行きます!』
みたいなかんじで分娩台へ。
前回はいきみ逃しが下手で色々な筋肉を使って疲労困憊。分娩台まで歩けなかったのですが、今回は余裕でスタスタ。
体力も気力も満タン。
また、前回は分娩台で剃毛の処置などがあったのですが、もうそんなのすっとばして『はい!次の陣痛で1回目いきんで!』と指示が。
少し時間を置いて、陣痛のタイミングで2回目いきみます。
すると、もう頭が見えたらしく、はっはっは〜…
はい。生まれました!!!
本当にこんなスピード感でした。
前回は分娩台にあがってから1時間ほど頑張ったのですが、今回は10分もしなかった気がします。
2人目が早いって本当なんだと実感しました。
カンガルーケアなど
赤ちゃんに色々な処置をしてもらっている間、私は胎盤出したり縫合されたり。
前回の縫合よりも全然痛くなかったし時間もかからなかったです。
でも、先生が言うには出産が早すぎて出血量が多めとのことで、なにかの点滴をしてもらいました。
そしてお待ちかねの、いくらちゃんとのカンガルーケアタイム❤️
たらちゃんの時と同様、はじめての授乳の感触が本当に感動的です。小ちゃくて可愛くて、幸せ…!
たっぷりと時間を取ってもらって、いくらちゃんは新生児室、旦那は帰宅、私は分娩台でお腹を冷やします。
後陣痛が陣痛より辛い
終わった〜とほっとしていたのも束の間、
お腹が…痛い…。
痛い。痛すぎる。
陣痛は間隔があるけど、これは痛みが途切れることなくずっとお腹で暴れている感じ。
これが後陣痛かぁと納得しつつ、本当に痛くて寝ることも辛い…。
1人目はおまたが痛かったけど、2人目はとにかくこの後陣痛が辛かったです。
特に、授乳をすると痛みが増します。
子宮が正常に戻っている証拠なのですが、それでも辛いものは辛い。
半泣きで授乳していたら、助産師さんがカロナールを飲んでる?と聞いてくれました。
痛み止めとして分娩終了後にいただいていたのですが、やっぱり授乳中に薬は…と抵抗があって我慢して飲んでいなかったのです。
でも、これは授乳中でも飲んでも大丈夫な薬なので、本当に本当に飲むことをオススメします。
痛みが全てなくなるわけではありませんが、だいぶ楽になりました。
さいごに
2人目だろうと3人目だろうと、
お産はやっぱり怖いです。
でも、ある程度何が起きているのか、これから何が起こるのかが予想できる分、初産よりはリラックスして臨めたと思います。
私の場合は、1人目が38週2日、2人目が38週4日。
1人目の分娩所要時間は10時間、2人目は2時間。
このような結果になりました。

ちなみに…
私の今回のお産は『すごく安産スピード出産!』だったと思いますが、
それを言っていいのは私だけで、
旦那さんが
『今回楽勝だったね』
とか言う発言は不用な争いを招くので気をつけてくださいね、世の旦那さん方!笑
こちらは命がけです!!!