
ラキソベロンって一応下剤だよね。
毎日飲んでも大丈夫なのかな…?



妊娠中ほぼ毎日飲み続けたけど、特に癖になることはなかったよ!
- ラキソベロン(ピコスルファートナトリウム)について
- 妊娠中ずっとラキソベロンを飲み続けた体験談
- バカに出来ない民間療法
妊娠中は便秘に悩まされることが多いですよね。
病院の先生に言うと、最初は酸化マグネシウムを処方してもらうはず。



酸化マグネシウムじゃ効かないんだよ〜泣



私も全然効かなかった!笑
そうなってくると、次の段階としてラキソベロン(ピコスルファートナトリウム)という下剤を病院で処方してもらう事になるでしょう。
しかし、仮にも下剤。
飲むにあたってこんな不安を抱えがちですよね。
- 妊娠中に下剤ってそもそも良いの?
- 飲み続けて癖にならない?
- 産後も下剤ナシじゃ出なくなるのでは?
はじめに結論を言うと、私の場合ずっと飲み続けても産後の便通に影響は全くありませんでした。
(私は長女の時には3ヶ月、次女の時には6ヶ月ラキソベロンを飲み続けました。)



妊娠中にラキソベロンを飲み続けた私の体験談をまとめたので、参考になると嬉しいな♪
ラキソベロンとは


ラキソベロンは、大腸を刺激して腸の運動を活発にして排便を促す薬。飲んでから7〜12時間後ほどで効きます。
その特徴は、「飲み続けても耐性が生じることが少ない」という点。
子供や高齢者、妊娠中の便秘によく使用される代表的な便秘薬です。
ラキソベロンは、お水に垂らして使うタイプのお薬です。
飲んでから7〜12時間後に効果が出るので、夜に飲んで朝に出すという流れです。
10〜15滴が一般的なようですが、最初は慣らす意味でも少なめからスタートした方がいいと思います。



私も最初に処方された時は「5滴から始めてね」と言われたけど下剤という響きが怖くて2滴から始めたよ。
(最初は2滴でも効いた!でも、どんどん効かなくなってくるんだよね…)
ラキソベロン(ピコスルファート)を飲み続けた私の体験談


私は元々便秘で悩んだことのないタイプ。
けれど、つわり中からひどい便秘に悩まされました。
ひどいつわりでご飯も食べられず、胃の中に出すものがなくてガチで2週間出ませんでした。



つわりを機に便秘ってよくあるよね!辛い!



食欲不振→腸機能低下→便秘だね。
当時はアメリカに住んでいたのでクリニックでも便秘薬を処方してもらえず、「ファイバー(食物繊維)とって!」「お水たくさん飲んで!」「あまりふんばらないで、自然に任せて!」みたいなアドバイスしか貰えず…
民間療法のプルーンジュース、納豆オリーブオイル、つま先立ち歩きなどを試しまくり1週間に一度なんとか絞り出して頑張って出してました。



お尻が痛くて辛い日々だった…
出た2日後くらいまでは良いのですが、3日目くらいから
「出ない…」
に支配され、お通じのことばかり考えていました。
日本に帰ってきてやっと便秘薬を処方してもらえたと思ったら、酸化マグネシウムという便を柔らかくする薬。
私の弱った腸には全く効かず、逆に臭いおならが出るという最悪な副作用に悩まされることに。
酸化マグネシウムが効きませんと産婦人科の先生に言ったところ、はじめてラキソベロンを処方してもらいました。
下剤を飲むのがはじめて、しかも妊娠中だったこともあり、ドキドキでした。
最初はびびりすぎて2滴。
なのに…出たんです!!!



たった2滴垂らした水を飲んだだけで翌日出ることにビックリしたよ。
それからは、自力で出なかったら4日目に飲んで5日目に出すルーティンになりました。
ちなみに、どんどん量は増えて8滴が丁度良い量だと気付きます。
私は効きが遅いのか、夜の7時に飲んで朝の8時とかに出てました。
ただし、ラキソベロンを飲むデメリットがひとつありますよね。
それは、飲んだ翌日はずっとお腹が痛いという点。
1度出ても、その日はずっとお腹が痛い。
しかもいきなり我慢できなくなるくらいの痛みなので外出が怖くて基本家で待機していました。



薬を飲んだ翌日はもう『トイレにこもる日』と決めてたよ〜
旦那が休みの時は出かけることが多かったので、土日に飲むのは避けていました。
そんな辛い便秘生活でしたが、「これさえ飲めば出る!」というお守りを手に入れたようでありがたい存在でした。
長女たらちゃんの時は妊娠7ヶ月〜臨月まで3〜5日間隔で最大8滴
次女いくらちゃんの時は妊娠4ヶ月〜臨月まで3〜5日間隔で最大12滴
こんなかんじで、妊娠中はほとんどずっとラキソベロンのお世話になりました。
ラキソベロンを妊娠中ずっと飲み続けても大丈夫?


基本的に下剤は、飲み続けると体が下剤に頼りがちになり自然な排便が難しくなるかもしれないのであまり良くないみたいです。
しかし、ラキソベロンは癖になりにくい下剤として知られています。
実際に私は3ヶ月、6ヶ月と飲み続けていましたが、産後は一度もラキソベロンを飲んでいません。
1人目も2人目も、入院中にお通じがありました。



特に薬がクセになることもなく、産後1ヶ月ほどで妊娠前のお通じのリズムに戻ったよ!
ラキソベロンを飲むと癖になるというのは、年単位で毎日飲んだ場合なのではないかと思います。(あくまで推測です。)
少なくとも妊娠中飲み続けていた私は何も影響を感じていません。
次女の時に一度お医者さんに聞いたことがありますが、「溜めている方が体に悪いから、飲んで出るなら飲み続けてもいいよ」と言われました。
ご自分のかかりつけのお医者さんと相談しながらお薬と上手に付き合っていきましょう。
便秘には、民間療法も試してみよう


ラキソベロンは妊娠中ずっと飲み続けても大丈夫な下剤ですが、理想は薬に頼らずにお通じを取り戻すことですよね。
そこで取り入れて欲しいのは民間療法。
実際に私が効果があったと感じるのは、この3つ。
- 納豆×オリーブオイル
- 軽い運動
- オリゴ糖



赤ちゃんとママのために作ったオリゴ糖は、赤ちゃんが飲んでも大丈夫なくらい安心して飲めるし甘くておやつ代わりにもおすすめ!
私には効果がなかったけど、姉に効果があったのはコレ。
- プルーンジュース



体質によって効いたり効かなかったりがあるみたい。
試せる範囲で色々試してみてね。
【まとめ】ラキソベロンは妊娠中ずっと飲んでも大丈夫!


- ラキソベロンを妊娠中飲み続けても大丈夫
- 民間療法も試してみる価値アリ
ラキソベロンを妊娠中ずっと飲むのに不安を感じる妊婦さんはたくさんいると思います。
けれど、出さない方が身体に悪いです!



癖になることはないので、飲んで出るなら飲み続けよう!
ただし、薬だけに頼るのではなく軽い運動をしたり、水分をたくさん摂ったり、バランスの良い食事を摂ったりという基本的な便秘対策はしましょう。
民間療法も意外とバカにできないです。



ラキソベロン飲み続けて良いの…?
このように悩む妊婦さんはひどい便秘に苦しんでいるはず。
頼れるものには頼って、少しでも心と体の負担を減らして素敵なマタニティライフを送ってくださいね。