トイトレの進め方とかはじめ方とか、全部分かんない!
長女のたらちゃんに試してみた「いきなりパンツ」作戦を紹介するね!
本記事では、上記について深掘りしていきます。
- トイトレはいつから?
- 「いきなりパンツ作戦」のやり方と体験談
- 「いきなりパンツ」でトイトレが3日で終わる?
長女たらちゃんは2歳半の夏にトイトレをはじめて一度中断するも、2歳10ヶ月で昼間のオムツをほぼ卒業します。
しかし、その後『逆戻り』があって完全におむつが取れたのは4歳を過ぎてからです。
約1年半…。トイトレって、本当に長い戦いだよ……。
▼長女のトイトレの反省を生かして、次女のトイトレは3歳からスタートさせることにしました。
▼2歳からのトイトレは、このくらいゆるゆるで良いんじゃないかな。
- トイトレはいつから始めるべきなのか
- 2歳半でトイトレを始めるとどうなるか
- 『いきなりパンツ』トイトレの方法
この記事を読めば、『いきなりパンツ作戦』の方法と進め方が分かります。
トイトレをいきなりパンツ作戦で進めたい人は是非読んでみてね!
トイトレはいつから始めればいいの?
トイトレを始めるための条件としてよく言われているのは以下の3点。
- ひとりで歩ける
- 言葉の理解が進んでいる
- おしっこの間隔が2時間くらいあいてきた
熱心なママだと、この条件が揃う1歳半頃〜始めるというケースもあるみたいです。でも、始める時期として一番多いのは2歳になってからという印象。
特に、洗濯物がすぐに乾くしパンツ一丁にしていても寒くない夏だからということではじめるママが周りには多いかも!
なので、平均して2歳の春〜夏にスタートするのがひとつの目安かなと思います。
ただし、2歳の内にスタートしてもすぐにおむつが取れる子の方が珍しいです。2歳の春夏にスタートしてみて「まだ早いかも」とママが感じたらすぐに中断してしまってOKです。
たらちゃんは③の条件(おしっこの間隔)はまだクリアできていなかったけれど、2歳半ということでとりあえず夏に始めてみました。
ちなみにその時私は産後2ヶ月。大変だった。笑
更に言うと、あくまで2歳の夏というのは「はじめる年齢であって完了する年齢ではない」ということを覚悟してください。もちろん個人差はありますが、1年ほど付き合うことになると思います。
トイトレの進め方は?
トイトレの進め方についてご紹介していきます。
- おしっこが出そうなタイミングでトイレに誘う
- 回数を増やす
- おむつをはずしてパンツを履かせる
- 自分からおしっこを教えてくれるのを待つ
これが基本です。
けれど、こんな疑問が出てきます。
おしっこが出そうなタイミングが分からない!
我が子をよく観察しても、難しいですよね。
なので、私はこんな作戦に出ました。
よく分からん!いきなり③番からスタートだ!
これが、いわゆる『いきなりパンツ作戦』です。
「いきなりパンツ作戦」を長女にしてみた体験談
妹いくらちゃんが生まれて2ヶ月あまり、季節は丁度夏休み。
この夏休みを、たらちゃんのおむつはずしに夫婦で全力で向き合うことにしました。
この「いきなりパンツ作戦」のやり方は非常にシンプル。
とにかく漏らさせて不快感を感じさせ、トイレでおしっこをすれば気持ち悪くならないんだ!と気づいてもらう方法。
しかしなんの情報もなく突然ジャージャーお漏らしさせてしまうのも可哀想
ということで、お人形さんに手伝ってもらってトイレへの意識を植え付けることにしました。
いきなりパンツ作戦の前準備。トイレへの意識を植えつける!
絵本などから、なんとなく「おねえさんパンツ」への憧れを持っていたたらちゃん。
今日からパンツ履いてみる?と聞くととても喜んでパンツを履いてくれました。
無理強いはダメだけど、ズボンの上からでもとりあえず履かせて「素敵〜♪」などと言って持ち上げてみましょう。
お人形にミルクを飲ませるごっこ遊びをし、おもちゃのトイレやおまる、補助便座などに座らせて「おしっこ出るかな?」と子供に見せます。お水を飲むとおしっこに行きたくなる。おしっこはトイレでする。という事を理解してもらいます。
次に、お人形にお漏らしをしてもらいましょう。
子供の見ていない所で人形のパンツと床を濡らし、「あ!お漏らししてる!トイレでしなきゃいけないのに!」などと言ってお人形さんをちょっと叱ります。
①と②を何回か繰り返して、たらちゃんにおしっこを意識させた!
お人形さんは漏らしちゃったけど、たらちゃんはおトイレ平気かなぁ?などと言ってトイレに誘ってみました。
でも、全然座ってくれなかった…
このように特に変化はなかったですが、トイレというものに前より意識を向けてくれた気はします。
いきなりパンツ作戦開始!
おしっこがしたくなったらトイレに行くという事を意識してもらった後は、パンツのまま過ごさせてみます。
はじめてパンツを履かせて2時間ほどで、トイレに行きたそうな素振りを見せはじめました。
「おしっこしたいならトイレに行こうよ」と誘いますが拒否。
そして遂に、漏らしました。
なんとも申し訳なさそうな顔をしているたらちゃん。すごい落ち込んでいるかんじで、見ていて切なかった…
そんなたらちゃんに、優しく声をかけました。
- いいんだよ!大丈夫!
- 漏れちゃうと気持ち悪いね。
という事を伝え、今度お腹がムズムズしたらおトイレ行ってみようかともお話しました。
しかし現実は上手くいかず、パンツを履かせて漏らしてトイレに誘って拒否されてお漏らしの繰り返し。
1週間ほど続けても、結局一度もトイレで成功することはありませんでした。
いきなりパンツ作戦はすぐにおむつが外れるのだと思っていたけど大間違い。トイトレは性格とかの個人差が大きそう。
いきなりパンツ作戦をはじめてみて変わったこと
一度もトイレで成功しなかったものの、1週間ほど試してみて良い傾向が表れました。
それは、おしっこの間隔があくようになったこと。
今までは、おむつを替えた直後でもおむつのラインが青になってしまうほど頻尿だったたらちゃん。
けれど、トイトレを始めてからは意識が高まったのか、2時間は間隔があくようになりました。
一度もトイレで成功していなくても、トイトレを始めた意義を感じた!少しずつ成長していたんだね!
トイトレで一番辛かった時期
いきなりパンツ作戦をはじめてから3週間。
急激にトイレへの意識が高まり、自らトイレに行きたいと申し出るようになりました。
しかし、トイレに行ってもただ便座に座るだけ。
ずーっと便座に座って遊び出したり歌を歌ったり、ママ遊ぼう!とか言ってきたり。
そんなにトイレが好きになってくれて嬉しい!これはおしっこできるようになるのも時間の問題♪
なんて思っていましたが、一向に出る気配のないおしっこ。
トイトレということもあって、どんなにこちらが忙しい状況でも「トイレ!」と言われると付き合ってあげなくてはいけない事にストレスを感じ始めました。
私がトイトレで一番辛かったのがこの時期。
はじめてトイレでおしっこができた!
一番辛い期間は1ヶ月ほど続きました。
しかし、ふとした時にたらちゃんがトイレで成功したのです。
その時も「どうせトイレに行っても出ないんでしょ」とイライラしながらトイレに付き合ったのですが、ちゃんとおしっこをすることが出来ました。
この時の感動は今でも忘れられません。イライラも吹っ飛び2人でものすごく喜び合いました。
しんどくて、トイトレを一時中断しました。
一度は成功したトイレでのおしっこですが、一度出たからと言って毎回出るとは限りません。
寂しくて構って欲しい時、「トイレに行きたい」と言えば構ってもらえると味を占めている印象を受けてしまいました。
何回トイレに付き合っても出ない。遊びだす。これが続いて「もうトイレ行かなくていいから。」的な事を強い表現でたらちゃんにぶつけてしまいました。
今思うと、妹が生まれて寂しい思いをさせてしまっていた時。私自身に余裕がなくて常に優しく付き合うことが出来なかった事を後から反省…
妊娠中〜産後半年のトイトレは本当に大変だと実感。やるなら相当な覚悟が必要。
それから1ヶ月ほど、たらちゃん自身もトイレに行きたいと言うこともなくなってトイトレを完全に中断しました。
突然トイトレのやる気が出てきた
「たらちゃん、パンツが良い。」
突然こんなことを言いだしました。
おそらく、幼なじみの同級生がおねえさんパンツを履いているのを自慢してきたのがきっかけ。幼稚園のプレでもパンツの子が増えてきたようで、本人的に何か感じるものがあったみたいです。
この本人のやる気を無駄にしたくないと思い、今度こそ私も本気で付き合おうと心を入れ替えました。
すると、こちらがトイレに誘う前に自分からん!ん!と困った顔をして教えてくれるようになりました。
しかも、そうした後にトイレに連れてくとほぼ100%成功。この状態が普通になってきました。
これが、いきなりパンツ作戦を始めてから3ヶ月ほど経つ頃です。
ここからがとってもスムーズで早かった!
「ん!ん!じゃ分からないから、トイレに行きたい時はそう言ってね。」と教えると、それ以降「トイレに行きたい」と教えてくれるようになりました。
更に、自宅のトイレに限っては私にトイレに行きたいという前に1人でトイレに入り、自分でパンツをずらして補助便座をセットし、自分で用を足すようになりました。
外出先でも私と一緒なら補助便座ナシでも問題無く出来るようになり、昼間のおむつはほぼ卒業しました。(うんちはまだトイレで出来ず)
これが12月の話。いきなりパンツ作戦を8月に始めてから4ヶ月ほど経っています。
「急に外れるよ」は本当だった
先輩ママによく「おむつは、なんか急にはずれるよ」とよく言われていましたが、その意味が分かりました。
トイトレのきっかけは親が作るものですが、トイレでおしっこが出来るかどうかはその子の心のタイミングの問題だな、と思います。
「いきなりパンツ作戦」をやって良かったと思うのは、「子供にトイレへの意識を強く持ってもらえたこと」です。
おむつのままトイトレをしても、お互いズルズルと本気スイッチが入らず、もっとトレーニングが長引いていたかもしれません。
今回4ヶ月ほどでおむつが外れました。一時は永遠にこの子はおむつを卒業できないんだと悩みもしましたが、終わってみると早かったなぁという印象です。
途中、無理しないで中断したのも良い選択だった!結果無事におむつがはずれて良かった!
「いきなりパンツ」はトイトレが早く終わる?
いきなりパンツ作戦ってトイトレが早く終わるって本当?
そういう声がネット上には多いけど、ウチは結構かかったよ…
「いきなりパンツ」で1日ではずれました!
などと言う声がネット上にありますが、我が家ではパンツを履かせてから初めてトイレでおしっこが出来るようになるまでに1ヶ月ほどかかりました。
更に、「おむつがはずれたな」と感じたのはもっと先で4ヶ月後のこと。
トイトレを始める年齢や環境、その子の性格などによっておむつがはずれる時間やタイミングは全然違います。
あまり人と比べずに、のんびり進めていきましょう。
トイトレには終わりがある!
- トイトレを始める目安は2歳の夏
- 無理だと思ったら中断しよう
- おむつがはずれるのには時間がかかる
- 絶対にいつかははずれる
2歳の夏に始めるママが多いようですが、我が家では次女のトイトレは3歳からにしようと思っています。
その子のタイミングが来れば絶対にはずれるので、ママはあせらず見守ってあげましょう。
▼あまり焦っても、トイトレは『逆戻り』する可能性が高いです。
▼また、家では出来るのに幼稚園では絶対にしない!と謎のガンコスイッチ発動の可能性も。
ママがイライラしないトイトレ方法が1番だと思う。
大人になってもオムツの子はいないし、気楽に行こうね!